自分でできる仮想通貨のセキュリティー対策

「投資」は個人で責任を負って行うものですが、リスクへの対応も個人でできることは全て行った方がよいでしょう。

特に仮想通貨は、インターネット上で投資を行うものですから、ハッキングやフィッシング詐欺、スパムメールやウィルスなど、数多くのリスクが存在しています。

安全への対策は必須なので、できることから設定しておきましょう。

二段階認証は必ず設定する


(引用:https://www.idcf.jp/cloud/spec/2stepauth.html)

仮想通貨取引所へのログインの際などに、コード確認が必要な「二段階認証」は必ず設定しておきましょう。

二段階認証は、ログインIDとパスワードを入力してログインする際に、取引所と連動している二段階認証アプリのコードも入力することで不正ログインを防止するセキュリティです。

二段階認証の際に必要になのは、スマホなどアプリで確認できるワンタイムパスワードです。

Google Authenticatorを活用する


(引用:https://support.google.com/a/answer/175197?hl=ja)

「Google Authenticator」であれば、さまざまな取引所の認証コードを一元管理できるので便利です。

IDやパスワードを使い回さない

複数の取引所に口座を開設して利用している場合、それぞれのログインパスワードは必ず変更するようにしましょう。
パスワードも短い数字の羅列だけなど、簡単なものはなるべく避け、英数字が混じっているものが理想です。

無料でセキュリティーが高いパスワードを生成できるサイトがあるので有効活用しましょう

パスワード生成(パスワード作成)
http://www.luft.co.jp/cgi/randam.php

ウィルス対策ソフトを導入する

パソコンのブラウザで公式サイトへログインして取引を行う方もいると思われます。パソコンへのウイルスの侵入を防ぐために、必ずウィルス対策ソフトを導入しましょう。

他人のPCで、仮想通貨を発掘するマルウェアも流行り始めています。スパムメールの添付ファイル、不正なURL 経由のソフトのダウンロード、迷惑アプリなどの手口が利用されています。
フリーソフトなどのインストールなどは十分に注意してください。

ウィルス対策ソフトが古いままだと、新型のウィルスへの対策ができない可能性があるので、定期的にアップデートするか、自動アップデートを利用すると良いでしょう。

投資資金を分散させる

資産を1つの取引所だけで預けておくと、その取引所が倒産したり、不正アクセスにより資金が盗難されてしまったりした場合は、資産が引き出せないばかりか、戻ってこない可能性もあります。

2018年1月26日にコインチェックで発生したハッキング盗難事件では、発生してから2月13日までの約2週間以上に渡って、入出金が一時停止されており、資産が引き出せない状態になっていました。

資金の管理や投資仮想通貨の管理が不便な部分もありますが、複数の取引所に資産を分散して管理しておいたほうが安全です。

ウォレットの利用

長期に渡って仮想通貨を保有したり、保有資産が増えたりした場合、通常にトレードする取引する資産はそのままで、それ以外のしさんは取引所以外の外部ウォレットに預けておくのが安全です。

ウォレットにさまざまな種類があって、それぞれに一長一短がありますので、自分のスタイルに合ったウォレットを利用されると良いでしょう。

ウォレットの種類

ウォレットは自分で仮想通貨を管理でき、取引所でのトラブルを回避できるので有効活用しましょう。

ウェブウォレット

ウェブ上でのウォレットのことです。メールアドレスとパスワードを設定するとすぐに利用可能です。
ネットに繋がる環境があれば、どこでもログインできます。

第三者にサイトがハッキングされ盗難されたり、一時的にサイトに接続できなくなったりした場合、利用できなくなる可能性もあるので注意が必要です。

ソフトウェアウォレット

パソコンやスマホやインストールして使用するウォレットです。第三者にログイン情報を送ることなく、ネットに繋がなくても利用ができるので、不正アクセスなどのリスクを減らすことができます。

ただし、ウィルス感染やパソコン自体をハッキングされるリスクがあります。

ハードウォレット

ウォレットの中でも一番ガードの固いウォレットです。
USBメモリーのような形式で、取引に使用される秘密鍵を保存している特徴があります。

単独で持ち運びや保管ができ、外部からのハッキングや不正アクセス、ウィルス感染などのリスクがありません。また、万が一紛失しても、パスフレーズを残しておくと復元することが可能です。

取引を頻繁に行わない長期保管がメインの方や、取引しない仮想通貨の保管場所として活用すると良いでしょう。

ハードウォレットは必ず公式サイトから購入する

ハードウォレットは、1万円~2万円など高い商品なので、安く購入したい方もいるでしょう。
しかし、必ず公式サイトから購入した方が安全です。

ハードウォレット内のデータを横取りする悪質なプログラムが仕込まれたウォレットが販売されるケースがあるのです。AmazonなどのECサイトで販売されているケースもあります。新品のハードウォレットは防犯シールが貼られていますが、シール自体も偽造されている可能性が否定できません。